まだ発表されてないSwitchの後継機、せっかくなので「こんなのがいいな」という願望も兼ねた予想がしたい
こういうのってたぶんNoteとかのほうが読まれるんだろうけどまあぶっちゃけ予想なんでそんなに人に読んでもらう必要ないし長文の記事を書く練習にしようと思う
今後のスケジュール の予想
発表はとりあえず大統領選のあとぐらいではと読んでる
というか普通に大統領選が架橋に入って報道が加熱するのでその間に発表しても埋もれてしまうので
Switch初公開時のような映像と、紹介映像が公開される感じで。Directの体を取るか不明
Switchの紹介映像
初公開時の映像持ってきたかったけど非公開になっていた。発表が近いからだろうか?
ちなみにSwitchは2016年10月20日発表だった。これが当時のニュースリリース
大統領選が11月5日なので、だいたい早くて11月下旬発表(大統領選終了後20日ぐらいを想定)、発売はそこから半年で早くて5月とか
年度内に発売してほしい気持ちはあるものの、11月下旬、ともすれば12月発表だと流石に年度内は小売等への発注その他が間に合わないと思う。ソフトだったらその期間でも間に合うと思うが、流石にハードだと販促物(お店にあるでっかいハードのロゴのポスターとか)含めるので流石にギリギリすぎるスケジュールはない気がする
あるいは公式のオンラインストアで先行発売、みたいなケースなら3月や4月に発売、5月一般発売とかできるかも
ただこれはリスクが大きいのでやらない気がする。あくまで同時発売にしたほうが良さそうな気がする。直感
というわけでざっくりスケジュール予想は「11月下旬から年内に発表、発売は春終わりから夏頃」という感じで
値段 の予想
わからないが、Switchより値上がりする可能性はかなり高い(為替にせよ世界情勢にせよものすごく悲しいことに値下がりする要素が見当たらない)
Switchの有機EL版が現在37980円(税込み)であることを考えると、4万円まで行くのはほぼ確実
ただSwitchの売れ行きが有機EL版が一番高いので、価格上昇は売れ行きにはあまり影響を与えない可能性が高いのではないかとも思う(たぶん任天堂もそう考えているのでは)
5万円台まで値段が上る可能性も検討しておいていい気がする。それこそ、値上がりが需要を抑えて転売・品薄の対策に繋がる可能性もあるので全然あり得る気がする
というわけで個人的な予想だと値段は結構上がる想定で見ている。その分ギミックや性能に金をかけられるとも言える
スペックやギミック の予想
予想のライン
大前提として、任天堂は新ハードを作るとき、得てして前世代の問題点を克服する+そのついでにちょうど良さそうな新機能を追加する、という方針を取ってる
例えばWiiは「ゲームを遊ばない人にいかにゲームを遊んでもらうか」、WiiUは「テレビに縛られて遊べない環境をどう解決するか」、Switchは「WiiUの『テレビに縛られている』はもっと広く開放しなければならなかった」といった感じで、何かしらの問題解決を意図していることが多い(携帯機は一旦外す。まあSwitchは半分携帯機でもあるが)
で、その過程でさらに追加できそうなものを付け足す傾向がある
- ゲームを遊ばない人でも遊びやすいWiiリモコンは、モーションコントローラーの相性がいい
- WiiUゲームパッドのテレビを使えない環境のためのモニタ+テレビと同時に使う可能性をもたせる
- Switchをテレビに繋いだときのコントローラに工夫をこらすことで二人プレイのおすそわけプレイの環境を作る
といった感じ
そうなると、次世代機はSwitchの問題点を解決し、さらにその上で何かしらの機能が付与されたものとなる
じゃあSwitchの問題ってなあに?となるが、とりあえず考えつくところだとこんなところだと思う
- 配信、通話が難しい
- ストレージが足りない。SDカードもいっぱいになっちゃう
- オンラインがちょっと弱い
配信、通話はPS5やXboxはすでに可能になっている(ゲーム機だけで完結する)。Switchだけそれができていない
またストレージの問題は任天堂も把握しているっぽい。
この点を古川氏とも話し合ったが,任天堂はROMカードという容量を制約するものがあるのに対して,PlayStationやXbox,PCはストレージの制約が緩く,開発者がゲームサイズを気にしていない。このままでは開発費が500億円,ゲームのサイズが500GBといった規模になってしまうのでないか,という東洋証券の懸念にも同意をいただいた。
この連載は経済の方向性からのもので、いろいろ言われているが個人的には結構核心をついているような気がするので参考にしている
閑話休題。どこまで意識しているかはわからないが、他プラットフォームではAAAタイトルの容量が大変なことになっているうえに、Switchでもそこそこ大容量なゲームが増えているので、ダウンロード版等で済ますとつまずくポイントだったりする。Switch発売時に買った256GBのSDカードは気がつけばいっぱいでいくつかゲームを消さざるを得なかった
そしてオンラインも弱い。SwitchのeShopはWebview実装らしいが、WebviewはWiiUの方ができが良かったし(あれはOperaがほぼまるまる入ってたのでまあ当然といえばそうなのだが)
オンラインってかeShopだな。しかも最近のeShopはだいたいWebから買ってるからあんまり関係ないかも
それらを解決するとしてどんなハードにするか
個人的な回答は「Dockを強化する」という方向
あくまでゲームは本体のみでやらせて、ゲームに直接関係のない処理はDockがやるとか
つまるところDockの高性能化。適当な造語だが「スーパードック」という名前にしよう
スーパードックは本体と連携し、接続時は配信の処理を行ったり、ボイスチャットの処理をする
ほかにも、本体がつながってないときにある程度の処理を行えるようにする。パッチのダウンロードなどはスーパードックがまずダウンロードし、本体接続時にインストールする。ダウンロード版のソフトも一旦スーパードック側が管理して、必要に応じて本体側に移したり、本体から引き出したりする
スマートフォンとWi-FiかBluetoothで繋げばスクショの転送処理をしたりもする。本体の電池が少なくなったら通知する、などなどなど
とにかくDockがパワーアップする。ついでに高解像度化の処理もできたら嬉しいが、逆に映像に一旦挟まると遅延の原因になるからやらないかも。そこは本体側のチップに頑張ってもらったほうがいいか
ちなみにだがSwitch発表時は、Dock側のUSB端子にハードディスクを接続してそちらにゲームをダウンロードできるようにする機能が発表されていた。SDカードが大容量化したことで潰えたようだが
あと互換性についてだが、スーパードックは発売しつつも従来のSwitchのDockでも一応テレビに繋ぐだけならできるとかにはなると思う
ハードについての予想
ひとまずスペック類
SoC
CPU/GPU
おそらくNVIDIA系列を引き続き採用
互換性の意味合いもあるし、そもそも他の選択肢がそんなに多くない(Snapdragon、Exynos、MediaTek、Ryzen APU……と上げれば地味に多いかもしれないが
とはいえ任天堂のゲーム機で採用されると(それこそ任天堂でなくてもコンシューマとして採用されると)6年は作り続けることになるので、スマホ向けのものより組込向け等で長期サポートが見込めるチップじゃないと厳しいように思う
ちなみにリーク・予想だと車載向けチップベースで型番のみ公開されている未公開チップがあるのがそれでは?と言われている。まあTegra系列は死んだのでおかしくないし、Tegraも車載実績があるし、だいたい車載とはいえ今の車載チップはインフォテイメントサポートや複数のセンサーサポートが必須なので組み込み向けチップの中ではゲーム機に相性がいい方だとは思う。消費電力と性能のバランスが問題になりそうだけど、まあそこはいい感じに調整すれば解決できそう。同一のNVIDIA系のチップならCPU命令形のサポートも問題ないだろうし
ただ性能アップの面では特別な性能向上策はなさそうな気がする(たとえばキャッシュメモリ増大とか、専用回路搭載とか)。とはいえ、Switchのチップはあまりに古く、ここ数年では必須級の拡張命令すらサポートされてなくて苦労したという話を聞いたことがあるので(あくまで又聞き)、命令形のアップデートだけで実ゲーム部分に影響する性能向上はちゃんとあるのではなかろうか
もちろん製造プロセスの微細化も相まって消費電力・性能のバランスは向上するはず。個人的には5nm台のプロセスでやってほしいが、流石にまだ高いから初期型は7nm台のプロセス製造で、数年後の改良型が5nmプロセスとくると予想。それでもSwitchが14nm(改良型12nm)なので、凝ったことをしなくても数値上でも数倍は性能が上がりそう
CUDAについては載らないか、載ってもCUDA向けのAPIは開放されず普通に演算チップの一端として使われるのでは。DLSSの対応はあり得るかもしれないが、たぶん従来通りAMD FSRを使うと思われる(そっちのほうがいろいろ知見もありそうだし)
理想的な話をするとチップレットでもっと柔軟に設計したいだろうが、おそらくパッケージされた製品をそのまま流用するスタイルだろう。今の任天堂にそこまでしてチップを設計する必要性があまりない
ところでDockが高性能化し、スーパードックになるのでは?と言ったが、そうなるとスーパードック向けのSoCが必要になる
どんなチップが乗るかだが、個人的な予想ではスーパードックのチップは「Switch後継機のSoCと同じものが載る」か「Switchのチップ(の改良型)が載る」のどちらかと読む
前者だとSoCを多く製造する必要があるが、その分単価を下げられる。例えば搭載メモリの容量を変えることでスーパードック向けと本体向けを分けたり、個体差で消費電力が少し高いチップが生まれる場合それをスーパードックに流用できる
後者の予想の場合、すでに大量生産して成熟したSwitchのチップをそのまま流用できる。メリットとしてすでにコストが下がりきっているチップを使える
また、現状任天堂がSwitchの売上予想をいまだ高く見積もっているところから、Switch関連の製造をまだ続けていることが示唆されるところからも来ている。「売れ残ると嫌だからもうやめます」と言っても良さそうなのだがそうしていないのは、Switchのコアクラスの製造パーツに何かしらまだやることが残っているのではないかとも思う
改良というのは動作周波数の変更やメモリ容量の変更とかそのあたり
ちなみに今書いてて思ったけどSwitchのチップ積んだらもしかしたらスーパードックだけでSwitchのソフトは遊べるとかありそうだなって思った
むかしGBAにGBのチップそのまま補助として積んでたのを思い出す(互換モード時はそっちで動かしてたらしい)
メモリ
面白くない(というか予想の幅が少ない)からパッと済ませるけど、たぶんLPDDR5メモリ(ほぼ断言)
ちなみにSwitchはLPDDR4 1600MHzで4GB。改良型がLPDDR4X 1600MHzで4GB
単純な性能向上分と既存の製品群を見込んでLPDDR5 3200MHzで8GBあたりが推定ライン。願望をいうと16GB積んでほしいが、そこはまあ任天堂はシビアなので
駆動電圧が下がるので性能向上、速度アップで性能向上、容量増加で性能向上。やったね!
ちなみにスーパードックがSwitchの改良チップを積む場合、メモリだけ変わる可能性はあるかなーって思う。変わらない可能性も大
ストレージ
上記でも触れたが、ストレージがネックになっているのは事実
Switchが本体32GBのeMMCだったが、容量は増えて、128GBは標準でも積んでほしい。128GBならeMMCでもいいかもしれないけど個人的にはNVMeにしてほしい。でも発熱等の問題があるので厳しいか
ストレージの容量の問題は「ストレージサイズの問題」と「ストレージ速度の問題」があって、どちらを解決するかなのだが、ぶっちゃけ全部解決するかは望み薄な気はしている(もちろんどちらも解決するというのも可能。だが、価格に響く)
外部ストレージも、microSDカードのままならUHS-IIやUHS-III、SD Expressのような高性能SDカードにも対応してほしい……が、やっぱり価格に響いてしまうのでなさそうな気がする
本当の本当に理想をいうと、MicrosoftのSurfaceシリーズのような自分でつけられるNVMe SSD対応なのだが
ただ、スーパードックがUSB接続やNVMeでストレージを追加し、そちらにデータを移せるようにすれば多少の本体側の容量不足は気にならなくなるかもしれない(ただその場合、本体側のデータ書き込みで速度がほしいとなりそうだが)
外観
画面
液晶では?と予想されてる。まあいろいろ価格が上がりそうな要素が多いので少しでも原価を抑えるためには妥当
サイズは少し大きくなり、フルHDに対応するとだいたい言われている。そこも特におかしいところはない。画面サイズが大きくなると720x480の画面は物足りないしやはりフルHD化は必須だろうし
AMD FSRでレンダリングは720p、画面は1080pというのも普通にできそうではある。そもそもチップの性能が上がるのでゲームによっては1080pネイティブ解像度も行けるかも
Switchの頃より画面が明るくなったり(HDR対応)、60fps以上の出力に対応したり、というのは流石に読めない。まあ明るくなるのはあるかもしれない
ただ搭載画面がHDRに対応したら、通常の画面出力もHDR対応するはずなのでそこがどうなるかはちょっと興味深い
また、まったく違う方向の読みだが、かつてSwitchの発表前に任天堂が出していた特許にフリーフォームディスプレイ(スマートウォッチや車のメーター部分等に使われる円形だったりのディスプレイ)に関するものがあったので、もしかするとそれを採用するかもしれない
つまるところ、長方形でないディスプレイ。楕円形で、その中にゲーム部分は長方形で表示して外側に別の表示をする、といったものもありうるかもしれない
コントローラー
Switchの後継機をすでに名乗っており、おそらく遊び方もあまり変わらないためJoy-Conの路線自体は引き継ぐはず
ボタンの追加は複雑になるのでないと思うが、本体機能で何かしらの連携がある場合は追加の可能性はありそう(スクショボタンとかホームボタンみたいなタイプ)
スティックがドリフトしにくくなるといいなぁ……程度の感覚で、ぶっちゃけここに何かが入るのはあまり考えられない
機能的にもamiiboの読み取りはまああるとして、IRカメラとかは引き続き搭載されるか……
正直今回の予想で一番悩んだというか、問題点としてコントローラーの問題点が浮かばなかったので特別な予想はない。ただ、スーパードックに接続するスイッチみたいなのは付くかもしれない
端子類
USB-Cが引き続き採用
ただ、本体との通信が何かしら増える場合は底面に端子をいくつか追加して、スーパードック側にもブラシがつくとかはあるかもしれない
とはいえType-Cの規格だとかなり高速なものもあるので通信が増えても問題はない気がする
たぶん価格とのバランスで(高速なType-C端子のチップは高い)変わるとかかなーと予想
デザイン
Switchから、個人的には変わってほしい
ただ、現状のSwitchのデザインがそれなりに洗練されているので難しい気がする
ツートーンカラーとかで目立つような、一見してSwitchと違うハードだとわかるのが理想に思う(これは先述の引用で持ってきた東洋経済のアナリストの仮説に影響されている)
先述のフリーフォームディスプレイを使用する場合、ちょっと変わった外見というのは成立するが予想に予想を重ねるので流石に飛躍が過ぎる
スーパードックの外見
ぶっちゃけわからん。SwitchのDockよりはもちろん大型化すると思う
どうでもいいけどRJ45(LANケーブルの端子)は流石に標準になってくれ
ローンチタイトル の予想
これまでの慣習に従うと、ハードのギミックを使ったソフトが1本、適度なゲームが1本、サードパーティ等がいくつか
ハードのギミックがスーパードックを軸にするとマジでわからんのでパス。たぶん、何かしらもうワンポイントギミックは突っ込んできそうなのでそっち主体では
適度なゲームは、ゼルダの伝説BotWが縦マルチだったため、今回はポケモンレジェンズZ-Aがそれになるのではと思ってる
とりあえずこれで申し分ない状況になるはず
その他
とりあえず、みんな「転売対策」と言ってるのがちょっと面白い。つまるところ、自分が買えない状態になると困ると思っている
本当に欲しいものになるのかわからないが、任天堂ファンとしては発売日に買うつもりである
あとクラウドゲーミングとか最近のネタとしてはあるが、このあたりはSwitchでも一部タイトルがやっているので特別どうこう、というのはないかなぁと考えてる
とりあえずこんなところで(なげえよ
何にせよNintendoが公開する前に予想が書けてよかった。完全に予想なので、あたってたら喜ぶしあたってなくても目を輝かせて発売日を待つと思います